「仕事を先延ばしにすることは、片付けることよりも倍の時間とエネルギーを要する」

これはリタ・エメットの提唱したエメットの法則と呼ばれるものです。

 

確かに、仕事の全体像を掴み損ね、今すべき仕事を先送りするだけで、たちまちそれぞれの仕事の解決に手間がかかるようになり時間に追われ始めます。

 

 

クレーム処理ひとつをとってみてもそうです。

クレームから逃げたり、避けたりしようとして早い段階での処理を怠ってしまうと

 

 

時間の経過につれ最初は小さかった問題も、最後は簡単に鎮火できない大火事になってしまいます。また、クレーム処理のような仕事でなくても事務的な仕事でもそうです。

 

 

先送りすることで報告書なら書くべき内容を忘れてしまい、内容をもう一度思い出すのに多くの時間を費やしますし、ましてや、書類自体を紛失しかねません。

紛失した書類を探すには当然多くの時間を費やします。

 

 

先送りした仕事の多くは、このように事後的な対応になることが多く、精神的な負担を伴ったうえ「常に時間が足りない」という負の連鎖に陥るきっかけとなるのです。

 

 

大体、先送りすることの原因は完璧さを求めたり、気乗りがしなかったりといった精神的な部分が多くを占めています。

 

 

まずはあなたの感情に折り合いをつけ、着手することです。

何事も動き出すには大きなエネルギーを要しますが、一度動き出してしまえば意外と小さなエネルギーでなんとかなるものです。

 

 

あなた自身があなたの時間をコントロールし、結果を伴った充実した時間を送るためにはしっかりと将来を予見し、今すべきことを処理することです。

 

 

ポイントは先送りしないということだけではなく、将来を予見するということです。

将来を予見することができなければ、今すべきことなど把握しようがありません。

 

 

将来を予見し少しその先手を打っておくだけで、将来の時間を大幅に節約させ時間が足りないという負の連鎖から抜け出すことができるのです。