夢を叶えるための時間投資を考えた時、非生産的な時間についての対応は考えざるをえません。その方法の一つとして考えられるのが行為を同時進行(マルチタスク)させるという方法です。

 

 

僕は基本的に業務に関しては、同時進行ではなくシングルタスクを推奨しているのですが、非生産的な時間を生産的に変えるのならばマルチタスクも有効な手立てになると思います。

 

 

例えば、通勤時間中電車の中で勉強したり、入浴しながら本を読んだり音楽を聴きながら原稿を書いたり、といった具合に生産性の低い行為にもう一つ行為を乗せるのです。

 

 

時間という有限の資源を有効に使って夢を叶えるには当然それなりの工夫が必要となります。

 

 

コツは「非生産性」と「生産性」の組み合わせです。僕は同時進行ではこの組み合わせが最も生産性を高めると考えています。

 

 

「通勤時間」×「音楽」というような非生産性と非生産性を掛け合わせても何も生まれません。

 

 

純粋に時間を使いきり余暇を楽しむという観点から考えるなら、時には非生産性の追求も余暇を楽しむための重要な要素となりますが、自分の未来の為に何か生み出すかと考えると非生産性と非生産性の組み合わせが大きく貢献してくれることはないでしょう。

 

 

また、「原稿を書く」×「本を読む」というような生産性の高い行為の組み合わせもかえって頭の中、時間の使い方をややこしくさせるだけです。

無茶なやり方で同時進行させるくらいなら原稿を書く時は原稿を書く、本を読む時は本を読むと一方に集中させた方が余程捗ります。

 

 

そもそも「原稿を書く」×「本を読む」というような生産性の高い行為と生産性の高い行為を組み合わせても同時進行など成立する筈がありません。

 

 

たとえ自分はやっていると思ってもそれは単に交互にやっているだけです。

 

 

僕が思いつく限りでは、生産性の高い行為どうしの組み合わせで機能するのは「海外の作家の本を原書で読書する」という「英語の勉強」と「読書」の組み合わせくらいではないでしょうか。

 

 

僕が提案している同時進行は第一義的に非生産的な時間を生産的なものに変えることにあり、

第二義的には、非生産性から生産性への転換にとどまることなく組み合わせることによって一つの職務への集中をより高め今まで以上の生産性をあげるのを目的としています。

 

 

好きな音楽を聴きながら原稿を書くことでアイデアが浮かびやすくなる、風呂に入りながら本を読むことでよりリラックスができた上、作品世界に没入することができる、

など職務に夢中になっているフロー状態に自分を導き「生産性」を高めるための道具として逆に「非生産性」を利用するのです。

  

 

僕の場合、上記の要件に見合った「非生産性」と「生産性」の組み合わせでは「通勤時間」×「勉強」の組み合わせが大変うまく機能しています。

僕は通勤に電車35分と徒歩25分の合計1時間かけているのですが、毎日始発駅から乗車出来ている加減もあって電車に乗っている間はじっくり座って読書に集中し、それ以外の歩いている時間はi-podに落とした英会話の音声をシャドゥイングしています。

 

 

お陰で仕事帰りにスタバに少し立ち寄ることさえできれば、ウィークデイでも1日1冊の読書が可能になっていますし、英語の実力も徐々に力がついてきているのを実感できるまでになりました。

 

 

毎日25分のシャドゥイングもさることながら毎日しっかり35分電車のシートに座って勉強や読書を続けることは想像以上の累積効果が得られるものです。

 

 

電車の中は基本的に逃げることもできませんし、余程奇妙な人が座らない限り邪魔されることもありません。

慣れることさえできれば、集中が維持できる格安移動自習室と化します。

 

 

職場に近い住まいも便利に違いありませんが、生産性の高い時間を多く持ちたいという方なら多少の時間なら始発駅付近に住むのも一つの方法と言えるでしょう。

 

 

このように移動時間に代表されるような非生産的な時間もちょっとした工夫と習慣づけで毎日1,2時間を大変意義のある生産的な時間に変えることができます。

 

 

非生産的だった時間を生産性の高い1,2時間に毎日転換し続けることができれば、 1年後には差別化が可能な知識や能力を身につけつつある自分に気付くことができるでしょう。

 

 

あなたが目の前の時間をどう使うかはあなた次第ですが、今という時間の使い方があなたの未来を決めることだけは間違いありません。

 

 

今のあなたが何をするかということが将来のあなたにつながっていき、今のあなたの習慣が5年後のあなたの姿を決めてしまうのです。