なぜ、あなたは時間術を身につけたいのでしょうか?

 

 

それは仕事を早く終わらせるためでしょうか、それとも、仕事の成績を上げるためでしょうか。

 

 

確かにそれらも一つの目的にはなりえますが、つきつめると更に奥がある筈で、なんのために仕事を早く終わらせるのか、仕事の成績を上げるのかという最終目的をはっきりさせる必要があります。

 

 

時間の効率化だけに焦点をおいた時間術は所詮テクニックに過ぎず、テクニックに走る分だけ効果は出やすいのですが、効率化の末に手に入れた真っ白な時間はどう使うのかという本質的な問題に早晩直面します。

 

 

多くの時間を生み出したからといって、実りの多い豊かな人生を送れるというわけではありません。

 

 

人生の最終目的も持てずに時間だけを手に入れても、定年後の男性が急速に衰えていくケースがあることを見る限り、その効果は逆に働き、かえって苦しめることになるでしょう。

 

 

今という瞬間の積み重ねが時間であり、時間の積み重ねが人生である以上、時間について考えることは人生について考えることとも言え、最終目的について考えるということは、つまりあなたがどういう生き方をしたいのか考えるということです。

 

 

僕は時間がある人とは、時間を自分がコントロールし使いこなしている人、時間がない人とは、時間を自らコントロールできず、むしろ、時間に自分が使われている人と定義しています。

 

 

そう考えると、時間がある人というのは、自分がしたいこと(want to)をしている人と言え、時間がない人というのは、しなければならないこと(have to)をしている人と言えます。

 

 

まずは人生の主導権を握るために、自分は何が好きで、どう生きたいのか、自問していただきたいと思います。

 

 

自分らしい生き方を理解し、好きなこと、したいことを追求できる人生を手に入れれば、あなたは命が果てるまでの時間のほとんどを手に入れ、自分の持ち時間を最大化することができます。

 

 

その反面、自分は何が好きで、自分はどういう生き方をしたいのかが定まらない限り時間をコントロールすることはなく、永遠に時間に使われ続けます。

 

 

少なくとも僕が知る限り、今、時間をコントロールし、本当の意味で時間を使いこなしている人は自分らしい生き方を理解したうえで、時間もお金もなかった頃から、自分の大好きなことをやり続け、夢や目標に至るプロセスを楽しんできた人です。

 

 

自分の大好きなことをやり続け、結果が出るにしたがって時間から自由になり人生から多くの喜びを見つけ出せるようになったのです。

 

 

自分で時間をコントロールできている人は、コントロールできるようになるべく、行動しています。

逆に時間に使われている人は、時間がなくなるべく行動をしているが為時間がなくなるのです。

 

 

時間術の初期のステップとしては、have toの時間を最小化し、want toの時間を最大化することであり、その時、時間の効率化はhave toの時間を最小化させるテクニックとして有効です。

 

 

しかし、時間の効率化だけでは時間を充実させることはできません。

まずは、人生の最優先事項を見つけることです。

 

 

時間をコントロールしている人というのは、効率化を追求した人ではなく、好きを追求した人であり、時間の作りだし方を知っているだけでなく、その作りだした時間の使い方を知っているのです。

 

 

優先すべき事項が明確になると今という瞬間の充実度が飛躍的にあがります。

夢や目標は叶えた瞬間に輝くのではなく、持った瞬間から輝き始めるのです。

 

 

時間を大切にするということは、今という瞬間を充実させることを言います。

 

 

時間術とは今目の前にある時間で感じる幸福感を最大化させるために行うものであり、幸福を十分に感じ取る為のてだてなのです。

 

 

今という瞬間をどう充実させるかという視点から時間術を考えることが大切です。